この風景がある限り、日本は自由だ。

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私たちは、中山間地域の集落が持つ
豊かな自然と文化を未来へつなぎ、
日本の暮らしに多様な選択肢を残していきます。
 
都市一極集中が進む中でも、
誰もが「どこで、どのように生きるか」を
自由に選べる社会の実現を目指します。

【社会課題を考える】
「元Jリーガー×七代園主」


目指すべき中山間地域の在り方

 
国土の半分以上を占める中山間地域では、高齢化・過疎化・耕作放棄地・地域産業の衰退など、社会課題の山積地となっております。これらの諸問題は、該当地域にあまり関わりのない方にとっては、なかなか共感しづらい問題かも知れません。
しかしながら、もし仮に、今後の日本において、都市部にしか住むことが出来ない未来が訪れたとき、果たしてそれは「自由度の高い豊かな暮らし」と言えるでしょうか。私たちは、中山間地域の集落が持つ豊かな自然と文化を未来へつなぎ、日本の暮らしに多様な選択肢を残していきます。都市一極集中が進む中でも、誰もが「どこで、どのように生きるか」を自由に選べる社会を、本事業を通じて実現していきます。
 


【綱右衛門の取り組み】


地域課題解決事業

 
地域には地域特有の課題があります。耕作放棄地、産業衰退、空き家問題、少子高齢化、人手不足など、大小様々で課題は多岐に渡りますが、ビジネスや民間企業の力によって、解決できる社会課題があるのでは、と我々は考えております。
何かと何かを掛け合わせることはもちろんのこと、あらゆる境界を跨ぎ、多くのリソースを「循環」させることに、課題解決に対しての大きな答えが潜んでいるような気がしてなりません。
我々は、地域の社会課題に対して、積極的に関わり挑戦していきます。
 


田畑の利活用事業

「みんなのプライベートファーム」
 

「資本集約型」農業が主流となる昨今、広大な効率化しやすい場所や地域が、農業を行う上で大きなアドバンテージとなっております。
複雑な地形かつ狭小な田畑が多い中山間地域の農業は、「労働集約型」とならざるを得ず、価格勝負での農作物の提供は、非常に難しい立ち位置となっております。しかし、狭小な田畑の親しみやすい手頃感と安心感、複雑な地形であるからこその美しい景観など、農作物の価格では表わせない、中山間地域ならではの独自の素晴らしい価値があると考えております。『みんなのプライベートファーム』構想は、そんな思いを具現化するための試みです。
「田んぼテラスで、みんなで作ったお米を食べる」
“そんな非日常を、週末の日常に” することで、中山間地域の里山をより身近に感じていただけたらと思っております。
 


農業

「茶園+新農業」
 

いしい茶園は、お茶の生産・加工・販売がメインですが、綱右衛門有限会社は、中山間地域をフィールドに、あらゆる農業に挑戦してまいります。
また、高齢化・過疎化による農作業の人手不足問題について、草刈りやお茶摘みなど、我々にできる農作業を「代行・請負・受託」し、課題解決に向け最大限努力していまいります。
そして、田んぼや畑などの農地を、農作物を生産する場から、生活を楽しむための「成長環境」の場へと変換すべく、ファンコミュニティの形成を含め、消費者が農作物を「買う」から「関わる」をテーマとし、あらゆる視点をもって、「新しい農業」に積極的に取り組んでまいります。
 


遊休不動産の利活用事業

「みんなの軒先・縁側カフェ」etc. 
 

「みんなの軒先・縁側カフェ」と題し、築100年の納屋を、みんなでリノベーションして、地域の方、会員さまなどが無料で利用できるコミュニティスペースを作っております。
“田舎のおばあちゃん家の縁側で、お茶を飲みながら世間話を楽しむ。”
“どことなく懐かしく、ほっこりする場所。”
そんな「軒先・縁側」が地域にたくさんあったら…という思いからスタートいたしました。地域にこのようなコミュニティスペースがあることによって、地域住民間の交流はもとより、移住や二拠点居住の希望者と住民との交流が、数多く創出されることを期待しております。
 


【ゼブラ企業として】


ゼブラ企業とは

 
ゼブラ企業とは、2017年に4人のアメリカの女性社会起業家が提唱した概念です。時価総額を重視するユニコーン企業と対比させて、社会課題解決と経済成長の両立を目指す企業を、白黒模様、群れで行動するゼブラ(シマウマ)にたとえて命名されました。近年、日本でも注目を集めており、その特性に応じたインパクト投融資が行われて潜在力を発揮することで、地域課題の解決につながる可能性があるとされております。

引用:経済産業庁 中小企業庁 創業・新事業促進室https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/001309359.pdf